貿易用語集

貿易用語集(アルファベット順)

根本的な貿易用語をできるだけわかりやすく説明してみました。
少しでも皆様のビジネスにお役にたてれば幸いです。

E

E.I.R.(Equipment Interchange Receipt, 機器受渡証, コンテナ機器受渡証)

船会社が荷主にコンテナ機器を貸し出す際に、受け渡しを証明する書類で、引き渡し時点での異常の有無などを含めコンテナの情報が記録されている。

ECD(Vanpool, VP, Empty Container Depot, バンプール)

Vanpool参照

ECHC(Empty Container Handling Charge)

THC参照

Economic Partnership Agreement(EPA, 経済連携協定)

EPA参照

Emergency Tariff(緊急関税)

国外市場における価格の下落などにより特定貨物の輸入が急増した場合、同種・競合貨物を生産する国内産業の重大な損害を防止するために課される割増関税のこと。関税定率法(第9条)に規定されている。セーフガード参照。

Empty Container(空バン)

貨物が入っていないコンテナ

Empty Container Depot(Vanpool, VP, ECD, バンプール)

Vanpool参照

Empty Container Handling Charge(ECHC)

THC参照

EPA(Economic Partnership Agreement, 経済連携協定)

貿易だけでなく、人の移動、投資の自由、知的財産権の保護などを含む幅広い分野のルールを取り決めることで、関係強化を目指す国際協定。これに対し、自由貿易協定(FTA)は特定の複数国や地域で関税その他の貿易障壁をなくすことにより、自由な貿易取引の発展を目指す国際協定である。

Equipment Interchange Receipt(E.I.R., 機器受渡証, コンテナ機器受渡証)

E.I.R.参照

Ex-Godown(倉庫渡し条件)

輸出向けの貨物の取引に多用される売買条件の一つで、売主は買主の指定する倉庫(通常は仕出港の近く)までの運賃とリスクを負担し、輸出通関の手配は買主が行う。Godownは倉庫の意。Ex-Godown Kobeであれば、売主が神戸地区の倉庫に貨物を搬入する条件。

Ex-Works(EXW, 工場渡し価格)

インコタームズ(Incoterms)の貿易条件の一つで、売主(輸出者)は自社の工場や倉庫などで貨物を買主に引き渡し、その後の費用と危険は買主の負担になる。
日本が売主の場合は、買主は日本のフォワーダーを税関事務管理人として任命し、税関への輸出申告手続きを買主の名義で行う。欧州では原則居住者が輸出入申告を行うことになっているため、欧州が売主の場合は、売主の名義で輸出通関手続きを行う。米国が売主の場合は、米国のフォワーダーを買主の輸出代理人として任命する必要がある。

Exchange Risk(為替リスク)

外国為替レートの変動により生じるリスクのことで、輸出の場合外貨建てで貨物の輸出契約を締結すると、代金決済時に円高になれば為替差損を被ることとなるが、円安になれば差益を得ることとなる。輸入の場合は、輸出の場合とは逆の効果がある。為替リスクを最小化するためには、為替予約を実行して事前に決済レートを確定することが有効である。

EXW(Ex-Works, 工場渡し価格)

Ex-Works参照