貿易用語集

貿易用語集(あいうえお順)

根本的な貿易用語をできるだけわかりやすく説明してみました。
少しでも皆様のビジネスにお役にたてれば幸いです。

ら行

ラッシング(Lashing)

コンテナ輸送において、貨物が輸送中にコンテナ内で動かないように、ラッシングベルトやワイヤーなどを用いて固定すること。

ラッシングベルト(Lashing Belt)

貨物の荷崩れ防止に使用する荷締めベルトのこと。ガッチャ。

リスト規制(List Control)

兵器そのもの及び兵器の開発などに用いられるおそれのある特定の貨物が15項目にわたってリストアップされており、仕向国、需要者や用途に関わらずこれらの貨物を輸出するためには必ず事前に経済産業大臣の許可が必要である。貨物だけでなく、それらの貨物の設計、製造、使用などに用いられる技術の輸出も対象である。
輸出者は海外向けに貨物の輸出や技術の提供を行う際は、輸出を予定するものがリスト規制品に該当しないか、事前に確認を行う必要がある。
参考URL http://www.meti.go.jp/policy/anpo/matrix_intro.html (リスト規制対象品目)

領事送り状(Consular Invoice)

インボイス(Invoice)参照

レベニュートン(R/T, Revenue Ton, Chargeable Weight)

混載貨物(LCL Cargo又はCFS Cargo)を海上輸送する際、混載業者(フォワーダー)は重量と容積の大きい方を運賃算定の基準とするが、その際に重量と容積で大きい方のことをいう。例えば、レベニュートン当たりの運賃が100ドルで、当該貨物の重量が1トンで容積が2M3(立方メートル)である場合(容積が重量の2倍)は、「100ドル x 2 = 200ドル」が運賃となる。このように容積が重量より大きい貨物を容積勝ち、逆に重量が容積より大きい貨物を重量勝ちという。
尚、航空輸送に関しては、容積(縦cm x 横cm x 高さ cm)を5,000又は6,000で除した数字と重量(キログラム)を比べて大きい数字を採用する。